ソフィージェルマンを通しての今昔物語
もうじき10年になるMicapicaですが、当時のあれこれを思い出し私がワタシと言えるようになったのはいつかと考えていました。
施工しているのが女だと知られたくなく、SNSの投稿を中性的にしたりしていました。なぜならば、当初男性がやる仕事だと認識されていた洗車や力の必要な研磨を女がやるなら信用されずに仕事が来ないのではないか?と危惧していたからです。
2025年男女の界はどんどんぼやけていっていますが、数学者のソフィージェルマンが女性が学問する事を許されず、ロウソク一つで勉強していた18世紀。前例があまりない事に怯えて、正体を隠そうとしていた自分と照らし合わせても、科学や医療に比べてジェンダーに関しては、こんなに時間がかかったのだと感じてしまう。自分自身も女が大学に行ってどうするの?と言われていましたし、知る事が容易になった今は素晴らしいと感じます。
Micapica